パジャマを脱がして。

思ったこと、考えたこと、コンプレックスを記録するブログ。

結婚を悩む話

 結婚を持ちかけられたわけではない。

 しかし、思った以上に社会人の時間は早く過ぎるため、つい考えてしまう内容である。

 

 

 高校生くらいから漠然と、自分は結婚に適正がないような気がしている。

 まず、結婚するために相手を見るけることができない。

 モテる・モテないではなく、人付き合いの濁流に飛び込めない。流れのゆるやかなポイントを見つけることもできないのだ。また、運良く川の中に引っ張ってくれる人に出会えても、流れが変わるたびに手放してしまう癖がある。

 次に、いわゆる標準的で幸せな家庭像を理解できない。

 夫婦がいて、子供がいて、ペットがいてもいい。一軒家かマンションか…生活資金に困っている様子はない…なんて、なんとなく想像はできる。できるけど、結局それは作り物でしょう?という感覚がぬぐえない。「でも、憧れるよね」と言われても、それが良いものであるのか、感覚としても理解できないのだ。

 極めつけに、結婚後に望まれることが億劫というのがある。

 義実家との付き合いも、出産も、家庭と仕事の両立も億劫だ。出産しなければしないで、何か言われると考えると億劫だ。「嫁の努めだろう」なんて言われるのを想像してはげんなりしてしまう。

 掻い摘んで言うと、未熟だから結婚するに値しないと自己評価しているのである。

 

 これだけ見ると、結婚したくない方に傾いてるようにも見える。

 だけど「悩んでいる」のだ。当てもないのに。

 結婚したら(何事もなければ)死ぬまで好きな人を好きでいられる。好きな人のことを考え、好きな人のために生活できる。ロマンチックで、充足感がありそうだ。死ぬまで他人といることも興味がある。

 だけど、きっとできないのだ。飽き性だし、気分屋だし、面倒くさがりだから。

 何よりも、自分の好意や、自分に関係する生来のことで好きな人を拘束し、傷つけたくないのだ。それに毎日何組ものカップルが破綻している。破綻しなくても、無関心なつながりを続けている。こういうのを見ると、婚約に意味はあるの?って、疑問に思う。

 

 好きな人と一緒にいるだけなら、婚約しなくてもいい。家族じゃないと、何かあった時…という悲しいリスクはあるけれど、それでも婚約する必要を見いだせない。子供を産みたくないって強く思っているから、なおさら婚約はしなくていいと思うのかもしれない。

 

 じゃあ、何で結婚を悩むのか?

 はっきり言って、世間体である。

 それなりの歳に、それなりの相手と結婚して、それなりの収入を維持して、それなりに可愛い子を持って、それなりに育て、それなりに老け、それなりに死ぬ……価値がわからない。

 私はテンプレのような田舎に生まれ育ったため、女はさっさと結婚してさっさと子供を産むのが一番幸せ!と聞かされているし、実際に高校を出てすぐデキ婚した同級生も何人かいる。その子たちが幸せなのかどうかは、聞いていないから分からない。自分とタイプが違いすぎて、想像も難しい。ただ、幸せであって欲しい。

 

 こんなことを言うものの、俺が考える最強の価値ある人生プランがあるわけでもない。そもそも最初に言ったとおり、「標準的で幸せな家庭像」が理解できないから、結婚に価値をつけることができない。けれど、結婚できないとおかしいヤツと思われてしまう、それは嫌だと一丁前に怯えている。しかしそれ以上に、好きになった人の人生に責任を負いたくない。でも結婚しないと…の繰り返しで今日まで来てしまった。

 私は実力もないのに、プライドだけは高いのである。

 

 諦めるなら、早いうちがいいよなと思っている。気が変わった時に軌道修正しやすいだろうから。

 それまでに、結婚について明確なイメージを抱けるだけ成熟したい。