パジャマを脱がして。

思ったこと、考えたこと、コンプレックスを記録するブログ。

彼氏と私の見てる夏は違う色なんだなぁ

夏です。

日差しは毎日強くなり、草がぼうぼう生い茂る季節です。

北陸の夏はあんがい厳しく、日々むしむしと蒸されています。ここはタジン鍋か。

 

でも私は四季の中では夏が一番好き。

ヴィヴァルディの四季でも夏が好きです。夏の暑さ、突然の嵐、気温は高いのに雨が冷たく体が参ってしまいそう…なかなかリアルでわかる~!となります。いや、こんなこと言っていたら本当に夏が好きなのか疑わしくなる。

 

私は四季の中では夏が一番好き。(2回目)

夏の彩度が高い視界が好き。北国もカラフルになる夏が好き。汗を流しながら食べるバーベキューが好き。夏の夜の散歩帰りに食べるアイスが好き。

夏というだけで気持ちが昂り、なんでも楽しくなれ、見えるものはビビッドになり美しく見えるのだ。

 

先日も7月初頭とは思えないうだるような暑さで、「こんな暑い日は辛いもの食べたいなぁ…」と思っていた。と言うわけで彼氏を伴って麻婆麺を食べに行った。

ネギたっぷり!ぷるぷるの豆腐とムチムチのひき肉!山椒の香りが食欲を刺激する!!おいしい!!と二人で楽しく食べて来た。

ぽんぽんになったお腹を抱えて車に乗ろうとした時である。窓に写った顔を見て気づいた。

あごにネギついてんじゃん!!

恥ずかしい。

ネギつけたまま彼氏とウフフって上機嫌に食事したり、店員さんに満面の笑みで「ごちそうさまでした~♪」とか言ってたんかい。

彼氏、私の顔すごく見てたじゃん…教えてよ…。

まぁ笑いのネタになるか、と思い彼氏に話しかけた。

「ねぇ、あごにネギついてたんだけどwww教えてよ~笑」

「え、そうなの?俺さ、色盲だからよく分かんない時あるんだよね」

「ふーんそうなんだ~」

………………………………ん?

今この人なんて言った?

色盲って言った??????

「えっ?今、色盲って言った?」

「そうだよ~」

「初めて知ったわ…全然気づかなかったよ」

「すごく悪いわけじゃないし、特に不便もないからなぁ」

色盲については学校の教科書レベルでは知識があるつもりだった。身近にいなかったからすっかり意識にないことだったし、なんか大げさな感じになっちゃたかもしれない。

ただそれ以上は色盲について多く話すことはなく、「なんか困ったら声かけるわ」と彼氏に言われてそれぞれの家に帰った。

その後、私はひとりでアイスを食べた。ビビッドピンクのアイスとマリンブルーのアイス。食べながら色盲についてちょっとググった。

そうだそうだ、色盲にも色んなタイプがあるんだ。彼氏、どのタイプなんだろう。

それぞれで見え方も全然違うんだな。焼肉困るって言ってる人すごく多い。

彼氏、野菜嫌いだよな。おいしそうに見えないから、味覚も嫌ってなったら克服するのは大変かも…。

それより興味本位でズケズケ質問しすぎて、彼氏を傷つけたらどうしよう…。

とか思っていた。

ただ真実は本人しか知らないし、彼が見ている色も彼しか知らないことは変わらない。

生まれつきのものだから、私がこんな風なのか~って思っていても、それが普通で、きれいも汚いも本人の中であるんだし。

私がどうこうしてあげられることなんて、まず無いのかもしれない。

 

このアイス、彼氏には何色に見えるのかな。

そう言えば春の海と夏の海は色が違って見える話をした時、「俺そういうのわかんないや」って言ってたな。彼の海はどんな色あいで、どんな美しさなんだろう。

気になるけど聞いていいのか、よくわからない。

でもきっと彼も美しい夏を見ているんだろうな。

彼の見ている美しいものを見たい、なんて思った日だった。